2024.11.29
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【Google NotebookLM】AIでドキュメント整理してみよう!
2025-03-25
普段、幅広い技術分野でサポートやアドバイスをしている中で得た知見やノウハウを、より多くの方と共有したいと思っています。初心者から中級者向けを想定していますが、技術に興味がある方ならどなたでも楽しめる内容を目指します。
月1回のペースで更新予定!テクノロジーの進化に役立つ情報や実践的なヒントを発信していくので、ぜひチェックしてみてください。
皆さんのスキルアップの助けになれば嬉しいです。よろしくお願いします!
AIでドキュメント整理してみよう!
この記事の内容
- Google NotebookLMとは?
- Google NotebookLMを試してみよう
- NotebookLMにアクセス
- 新規ノートブックの作成
- 初期画面
- ドキュメント整理してみよう
- ファイルを連携
- AIへ質問
- Google NotebookLMの機能紹介
- メモに保存
- 学習ガイド
- ブリーフィング・ドキュメント
- よくある質問
- タイムライン
- マインドマップ
- まとめ
Google NotebookLMとは?
NotebookLMとは、Googleが提供しているAI「Gemini」を使ったAIリサーチアシスタントです。
ChatGPTやBing AI等の生成AIと利用方法が異なり、自身が連携するテキストファイル、動画、PDFファイル等を処理して利用します。
資料整理や備忘録にも利用できる為、技術職でない人にもおすすめできます!
Google NotebookLMを試してみよう
1. NotebookLMにアクセス
下記のURLからアクセスしてください。https://notebooklm.google.com/
2. Googleアカウントでサインイン
NotebookLMを利用する為にはGoogleアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合、Googleアカウントを作成してサインインしてください。
3. ノートブックを新規作成する
4.初期画面表示
初めにダイアログが表示されますが、とりあえず ×ボタンを押して初期画面を表示してください。ドキュメント整理してみよう
「ソースをアップロード」をクリックすると、連携するファイル、動作等を選択できます。
試しとして、弊社で行っている”もくもく会”のスライドをアップロードしてみます。
1. アップロードするファイルを選択する
今回連携するファイルは、Googleスライドなので、「Googleスライド」をクリックして選択します。2. 連携するファイルを選択する
複数ファイルをまとめて選択できるので、もくもく会のバックナンバーを全て連携します。3. 連携された内容を確認
連携が完了すると、早速概要が表示されました!「第4回に実施した内容を教えて」と入力してみると、
回答された内容の中に、脚注の数字がいくつか表示されています。
「AndroidStudioのインストールに関する情報が提供され、ダウンロードリンクが示されました6
。」の6
をクリックしてみます。
Google NotebookLMの機能紹介
今までの内容だけでも便利でしたが、Google NotebookLMには更に様々な機能が存在します。
その機能について、一部を紹介します。
■メモに保存
回答をメモとして保存することができます。学習ガイド
Studioタブにある、「学習ガイド」をクリックしてみるとブリーフィング・ドキュメント
Studioタブにある、「ブリーフィング・ドキュメント」をクリックしてみるとよくある質問
Studioタブにある、「ブリーフィング・ドキュメント」をクリックしてみるとプロジェクトの仕様書を連携し、これを作成することでメンバーの理解度を上げる一助になるかと思います!
タイムライン
この機能は動画で利用されることが多いと思うので、弊社のYoutubeチャンネル「ロックシステムユーチュー部」から「【脱初心者】アプリ開発の上流工程を学んでSEレベルアップ!」を読み込ませて生成します。動画のURLを指定し挿入します。
(※限定公開の動画は不可?)
Studioタブにある、「タイムライン」をクリックしてみると
Youtube動画の要約、会議内容の振り返り等に利用できそうですね!
マインドマップ
チャット画面に「マインドマップ」が存在するので実行してみると(マインドマップの “>” ボタンを押すと表示される内容と同様です)
要件や仕様を連携しておくと、アサインしたてのメンバーのスタートダッシュとなりそうですね!
まとめ
Google NotebookLMについて紹介してきましたが、様々な機能、用途があり、プライベートから仕事まで幅広く使えそうですね!
単純にチャットベースで回答してくれるだけでなく、「よくある質問」や「ブリーフィング・ドキュメント」等、よく利用されるであろう内容が機能として存在するのもありがたいです。
このように、自身が持つナレッジを生成AIに記録させて利用するものをRAG(検索拡張生成)といいますが、それを気軽に体験するツールとしても有用だと感じました。
技術職でなくとも、接客業のマニュアルや社内規定の確認等、様々なことに利用できるので、是非使ってみてください!

株式会社ロックシステム
「ブラック企業をやっつけろ!!」を企業理念にエンジニアが働きやすい環境をつきつめる大阪のシステム開発会社。2014年会社設立以来、残業時間ほぼゼロを達成し、高い従業員還元率でエンジニアファーストな会社としてIT業界に蔓延るブラックなイメージをホワイトに変えられる起爆剤となるべく日々活動中!絶賛エンジニア募集中。
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