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受託開発中心メンバー対談「ベテランの経験、技術力と若手の勢い、センスが生み出す化学反応」

2023-02-16

ロックシステムで2022年から本格的にスタートした受託開発事業。
事業の中心メンバーである事業責任者の新田さんと開発と営業の二刀流、武田さんに受託開発事業のウラガワ、SESとの違いなど話を聞いちゃいました!



新田尚義
2014年代表の岩元と株式会社ロックシステムを設立。業界歴は20年以上、主にプロジェクトマネージャーを務め、現在は受託開発の責任者兼プロジェクトマネージャー。




武田修一
2017年未経験で入社。現場で着実に力をつけ、前職の営業スキルを活かすため自ら立候補し、現在は受託開発のセールスエンジニア兼プロジェクトマネージャー。

2人の関係は師匠と弟子みたいなもの。

受託開発事業を始められたきっかけは?

新田:事業として本格的にスタートしたのは2022年からですが、きっかけは2018年頃から案件先から受託の話をいただくようになって、私や数人で受託開発部門を立ち上げてほそぼそとやっていましたね。

武田:当時は今より体制も整ってなかったので、社長も一緒に作業したり大変だったみたいですね。

新田:そうやね。あの時頑張ってたからこそ、安定的に仕事を任せてもらえるようになって、しっかり体制を整えようということで受託事業が本格的にスタートしましたね。

武田:今は新田さんが事業責任者兼プロジェクトマネージャー、ぼくがプロジェクトマネージャー兼セールスエンジニアとして案件の獲得から開発まで担当しています。

新田:私と武田くんは別々の案件を担当していて、現在は10人ほどのメンバーで業務系やECサイト、WEBアプリの開発をしています。

お二人の付き合いは長いんですか?

武田:僕が入社した2017年からですね。新田さんとは数年同じプロジェクトで、エンジニアのイロハを教えてもらった師匠みたいな存在ですね。それが今、師匠と弟子が同じような立場で一緒に仕事をしてるっていう縁が深いですね(笑)

新田:当時の武田くんは前職がスーパー営業マンだったらしくて、えらいギラギラしたやつ入ってきたなーって今では丸くなったね(笑)

武田:新人時代と比べんといてください(笑)

新田:でも今一緒に仕事してるのは当時から武田が自社開発や受託開発をやりたいって言い続けて、それに向けてスキルをつけてくれたおかげですね。

ベテランの経験、技術力と若手の勢い、センスが生み出す化学反応

受託開発のメンバーはどのようにして選ばれるんですか?

武田:ぼくは前職の営業自体好きだったんで、営業も開発も両方できるセールスエンジニアをやらしてほしいって立候補したんですよ。

新田:ほかのメンバーはプロジェクトにスキルマッチしているとか、リーダー経験を積みたい人とか基本的にはメンバーのやりたいことやキャリアビジョンを叶えられるように決めていますね。

武田:特に若手のメンバーはWEB系のスキルをつけたい人が多いですよね、ECサイトの開発やWEBの開発が得意だったり、伸ばしていきたいメンバーがいますね。

新田:事業としてスタートする前は、体制が整ってなかったんでチームメンバーも少なくて社長がテストしてたり、私自身残業増えたり大変なこともあったんですけどね。体制が整ってよかった。

武田:その頃から比べたら社員数も3倍ぐらいになってますからね。

新田:最近入社する人たちはみんな真面目ですね。趣味でプログラミングしてますとか、資格いっぱいとったり、みんな仕事が早い。

武田:それにデザインもセンスある子が多いですよね。この前お客さんにUI/UXにもこだわってますねって褒められましたもん。

新田:あ~デザインセンスは私らおじさんは怪しいからね(笑)

武田:まぁ適材適所ですよね。僕らみたいなベテラン、中堅層の経験、技術力と若手の勢いやセンスが一緒に合わさることで業務系の固いシステムからWEBアプリとか広く対応できるようになったり良い化学反応がおきてますよ。

SESの良さ、受託開発の良さ

SESと受託開発ってどんな違いがありますか?

新田:それぞれ面白いとこがありますね。私はSESも新しい人と出会えて刺激になるし楽しいんですよ。どっちが好きかと聞かれると正直どっちも好きって感じです。武田くんは?

武田:そうですね。ぼくはもともと自社の仕事がしたいって思ってたんで受託の方が良いですね。でもSESでいろいろ経験してきたから今があるわけで、前のプロジェクト先では技術面とUI/UX面はすごく鍛えられましたし。開発における考え方や作り方、データの使い方は今に生きてますね。打ち合わせする際に自分でパッと作ってみることができたり、ただの営業じゃなくて作れるの!って驚かれますよ(笑)

新田:作れる営業ってカッコイイやん。それに受託開発も単純に社内で作るっていうだけじゃなくて、経験と教育っていう側面もありますね。SESは技術力、できることの幅が広がるんですけど、リーダー、マネージャーポジションはある程度信頼関係や経験がないと難しい。なので受託開発でリーダーを経験したい人を社内で育成することができます。

武田:社内だとチームの構成も柔軟にできますからね。僕のセールスエンジニアっていうポジションもSESだと経験が難しいですし、受託開発をやることで社員がやりたいことを実現できる幅が広がりましたね。

新田:キャリアチェンジもできるからね。組み込みをやってた人がWEBにチャレンジしたいってなったら一回社内で勉強しながら経験してもらうこともできます。メンバーが成長していく姿を見るのは楽しいですよ。

ミスしてもいいからどんどん挑戦して長所を伸ばす

受託開発ならではの難しさはありますか?

武田:「開発手法が自由」ということですかね。自分たちでお客さんの要望をこうやったら実現できるんじゃないかって、自由っていうたくさんの選択肢から考えていくんです。

新田:それにお客さんもITに強い人ばかりじゃないので、ある程度こっちで気持ちを理解して、ハンドリングしていく必要がありますね。全部要望聞くだけだと逆に使えないシステムになることもあるので。

武田:エンジニアの仕事は、ただ綺麗なコードを書くことじゃなくて、使えるシステムを作ることですからね。そのあたりの自由さは難しさでもあり、僕らの腕の見せ所でもありますよね。

新田:ぼくみたいな業務系で鍛えられた人間はユーザーのワンクリックをいかに減らすかに情熱を燃やしてますからね!若い子にデザインセンスは負けてもその辺はおじさんもまだまだ負けません(笑)

今後の目標はありますか?

新田:ぼくは他のメンバーの長所を伸ばしていくことですね。私が新人の時代はミスがないように短所をつぶせって叩き込まれたんですよ。私はミスしてもいいからどんどん挑戦してもらって長所を伸ばしてあげたい。そしてミスがあれば指摘して徐々に直してくれたらいいのかなと思ってます。

武田:そうですね。特に先ほど言ってたようなお客さんの気持ちを理解してハンドリングしていくのは、プログラミングやってるだけだと身につかないんで、受託開発をやることでできるメンバーを増やしていきたいですね。

新田:プログラミングだと案外若い子の方ができたりするからね(笑)そこができるメンバーが増えたら私は隠居ですね(笑)

武田:まだまだ早いですよ!でも会社として受託開発とSESの売り上げを半々にする目標があるので案件が増えれば必然的にメンバーも増えるわけで次世代の育成は大事ですね。

新田:武田くんはさらに野望があるんでしょ。

武田:そうですよ!自分で自社アプリの開発をして全国飛び回って営業するんですよ!そのために受託でさらに成長してやろうと思ってますから。

新田:こういう野望に貪欲なのはいいですよね。既存のメンバーも受託やりたい、とかやりたいことがあれば是非手を上げてほしいですね。それが今後の自分のためにもなりますし仕事も楽しいですからね。

ありがとうございました!次世代の活躍の場を広げていきたい新田さん、自分の夢に向かっていく武田さん正反対の二人からお話しを聞くことができました。今後の受託開発事業に期待です!

株式会社ロックシステム

「ブラック企業をやっつけろ!!」を企業理念にエンジニアが働きやすい環境をつきつめる大阪のシステム開発会社。2014年会社設立以来、残業時間ほぼゼロを達成し、高い従業員還元率でエンジニアファーストな会社としてIT業界に蔓延るブラックなイメージをホワイトに変えられる起爆剤となるべく日々活動中!絶賛エンジニア募集中。