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【研修生日記】ロックシステムは自分を偽る必要がない

2020-07-08


初めまして。ロックシステムで研修を受けている藤井です。

3月までは私立大学で人間福祉という、IT業界とは関わりのない勉強をしていました。

そんな中、大学3年の頃にプログラミングに触れて、今勉強していることよりも面白いという感情の芽生えをきっかけに、システムエンジニアになろうと思い就職活動を始めました。そんな中ご縁があったのがロックシステムです!

毎月ロック会なるものが開催されているらしく、内定を頂いた次の月の催しに招待してもらいました。

ロックシステムでは内定式がないので実質それが内定者同士の顔合わせのようなものです。最初は少し緊張したのですが、新卒の中でも私と同じ文系で未経験の人がいて安心したのを覚えています。

先ほど書いた通り、私立文系の大学だったのでプログラミングとは無縁でした。

学生のころに月額1000円ぐらい払ってネット上で自習していたぐらいの知識です。

未経験の私は技術的なところでついていけるか不安でしたが内定者を対象にインターンをしてもらえることになり、しかも強制参加ではなく、開始月も決められる、さらにシフト制という結構融通の利くものでした。

悩みに悩んだ経験が成長に繋がる

研修カリキュラムは、まずC#とSQLの基礎を学習することになります。どちらも実際に手を動かしてコードを書くタイプの研修方法です。

基礎カリキュラムを4日で完了させるペースで黙々と進めていき、わからないところやエラーが出た場合に教育担当の先輩に質問するという方法で進めていきます。

基礎学習が終わると次は社内で実際に開発しているシステムの設計~テストまでを行うことになります。

正直びびりました。

私はまだ基礎しかやり遂げていないし、その基礎だってあまり理解できていないのにいきなり開発できるのかと、、、

まず設計書についての説明を受けてから実際に設計書を書いていきます。ひな形と同じ機能で古いバージョンの設計書があるのでそれを参考に自担当の設計書を書きます。

とまあ、字面だけ見たらそんなに難しそうではありませんが、当時初めて見る設計書というものが説明を受けてもよくわかりません。イベント定義やメソッド定義、IO定義など聞きなれない言葉が並びます。

それ以前にExcelの使い方が素人レベルなのでスタート地点にも立ててなかったかもしれません。

先輩がExcelを使って説明をしてくれている時の手の動きや画面で何をしているのか盗み見たり、私と同じ研修メンバーにExcelの使用法を教えてもらってなんとか覚えていきました。

ショートカットはほんとに便利ですね。

Excelに苦戦しつつ、分からないなりにも設計書をひとまず完成させると次は実装です。

私の担当の画面は検索機能と、検索結果を表示させるというものです。

Visual studio を使っての作業で、このシステムではwindowsフォームで作成するんですが、コードに関して何を書いてよいか全くわかりません。検索機能なので、データベースと接続する必要があるのですが、「Model」やら「Dao」やら新しい言葉が出てきて混乱しました。

同じ機能を実装している同期たちと情報を共有したり、先輩に教えてもらいなんとか機能を実装することはできたのですが、まだこの時はコードの意味が十分に理解できていない状態でした。ここは一番躓いたところです。

製造がひと段落するとテスト設計、テスト実施という流れで作業を進めていきました。

また1つ1つの作業にレビューがあり、先輩のレビューに対して修正箇所があれば修正するという作業もあります。初めて担当した作業は予定より大幅に時間がかかってしまいました。

ここで一通りの開発が終わり次の開発に移るのですが、システム開発って難しい、今回経験したことが身になっているのかというモヤモヤした状態でした。

すぐに次の作業に移り、同じように設計からテストまで行うのですがこの時実感しました。

「確実に前よりできる」

初めて作業した時の意味の分からなさは減っていました。

すんなり理解できているとまではいかないですが、ある程度分かった上でコードを書けるようになった実感がありました。

以前は全くと言って良いほど理解できていなかったDAOの中のメソッドの書き方も一つ一つ機能を理解しながら書けるようになった実感があります。

これは結構自信に繋がりました。

これを可能にしたのは1回目の作業で先輩は100の答えを教えるのではなくヒントを与える指導方法でヒントを頼りに自分で答えを探すことを指導してもらいました。

一つ目の作業で悩みに悩んだ甲斐があったんだなと嬉しくなりました。

これを実感してからは問題が発生して行き詰まっている場合にも自力で解決できる割合が増えてきたように思います。Googleで検索する時にどのようなワードを書けば必要なものが得られるかという点でも、わかることが増えてきました。

ただ、実際に使えるものを見つけることができたとしても、使い方がわからないということがあるので今後の課題です。

ロックシステムは自分を偽る必要がない

研修の内容は悩むことも多い分、それが解決できた時に自分の力になっている実感があり満足しています。

それ以外では社内の雰囲気も気に入っています。

新卒一年目で初めての会社であまり比較はできないのですが、社内の雰囲気は堅苦しさを感じたことはなくとても居心地が良いです。表現が正しいかわかりませんが、自分を偽る必要がなくてすごく楽です。

新卒一年目となると意気込んで力んでしまいがちだと思いますが、ここでは自然体でいることができます。もちろん最初の数日はすこし緊張しましたが、質問をしやすい雰囲気を作ってもらってますし、質問に対しても親身になって指導してくれます。

個性豊かなメンバーが多くて話を聞くのも面白いし自分の趣味も充実させようという良いモチベーションになっています。雑談の中でも私の知らない世界の話を聞けるので興味深いです。

私は未経験だったので技術的についていけるか不安はありましたが、インターンと社内研修を経験することで当初の不安はほとんど解消されたと思います。

もちろん、わからないことは山ほどありますが、調べ方だったり、上司への相談の仕方も習慣化されたのである程度はやっていけるだろうと思います。

技術面だけでなく、ビジネス的なメールの書き方だったり、ビジネスマナーも研修で学ぶことができました。

今後の目標について明確なものはないですが、色々なプロジェクトを経験できるのが楽しみです。今はまだC#やSQLなど、最近少しJavascriptも触っていますが、もっと触れたことのない言語を使用して開発したいと思っています。

そして自分が教わったように、新人研修で指導する立場になり、後輩を育成したいと思います。

そのためにも他の人に教えることができるだけの技術と言葉で伝える能力を今後身に着けていきたいと思います。

もうすぐ研修も終了し実際のプロジェクトで学んだことをいかしてこようと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました!
株式会社ロックシステム
「ブラック企業をやっつけろ!!」を企業理念にエンジニアが働きやすい環境をつきつめる大阪のシステム開発会社。2014年会社設立以来、残業時間ほぼゼロを達成し、高い従業員還元率でエンジニアファーストな会社としてIT業界に蔓延るブラックなイメージをホワイトに変えられる起爆剤となるべく日々活動中!絶賛エンジニア募集中。

株式会社ロックシステム

「ブラック企業をやっつけろ!!」を企業理念にエンジニアが働きやすい環境をつきつめる大阪のシステム開発会社。2014年会社設立以来、残業時間ほぼゼロを達成し、高い従業員還元率でエンジニアファーストな会社としてIT業界に蔓延るブラックなイメージをホワイトに変えられる起爆剤となるべく日々活動中!絶賛エンジニア募集中。