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AWS上に仮想サーバーを構築してみましょう!

2021-10-01


AWSの資格ソリューションアーキテクトの試験合格を目指すAWS勉強ブログ今回のテーマはEC2です。
AWS上に仮想サーバーを構築してみましょう!

とりあえずEC2ってなにって方のために、
手っ取り早く説明すると簡単にAWS上に仮想サーバーを構築できるサービスですね。
EC2の魅力はそのカスタマイズ性にあるでしょう。
必要に応じてスペックを簡単に変更できたり、従量課金制のためコストコントロールもしやすいといった特徴があります。

前回はアカウント作成まで終了しました。今回はその続きからスタートです!
AWSとは?まずは登録してみよう!【目指せ資格取得】
先輩SEインタビューや日常を紹介するロックシステムブログ
https://rocksystem.co.jp/blog/page.php?entry_id=179

早速サーバー構築してみよう

まずは前回の最後の画面「マネージメントコンソール」「EC2」と検索します。
一番上に出たEC2をクリックすると、「EC2ダッシュボード」画面が開きます。

AWSコンソールの右上のヘッダー部分、地名名が書いてある箇所を「東京」としましょう。最初はオハイオになってるかもしれません。
これは設置地域(リージョン)です。選択地域によって料金やスピード等に変化があります。
このブログでは基本的には「東京」で作ります。


次はオレンジ色の「インスタンス起動」ボタンをクリックします。

Amazonマシンイメージ AMIを選択

次にLinuxやWindowsサーバー等OSの種類や性能を選ぶことができます。
今回はお金を掛けたくないので基本的に無料枠対象でAmazonLinux2、64bitを選択します。


インスタンスタイプの選択

こちらではCPUやメモリなど性能を選ぶことができます。
今回は無料枠であるt2.microを選択し、右下の「次のステップ:インスタンスの詳細設定」ボタンをクリックしてください。




クリックすると下記画面に行きます。

ここではインスタンス数やネットワークなど細かな設定ができます。
今回は特に使用目的もなく、とりあえずサーバー構築することが目的なのでいじらず次のステップに進んでください。

「次のステップ:ストレージの追加」をクリック

ストレージの追加


この画面ではボリュームタイプ(SSDとか)、容量を設定できます。
今回は「汎用SSD」を選んでください。試験では最適なボリュームタイプを選択せよとかの問題も出てくるみたいなんで追々勉強しましょう。

「次のステップ:タグの追加」をクリック

タグの追加


「タグの追加」をクリックして、キーには「Name」、値は「Benkyo」と記載します。
実際、名前は何でもOKです。本来はインスタンスの説明、サーバーの用途の説明、部署など分かりやすくするためにタグ付けします。
「次のステップ:セキュリティグループの設定」をクリック

セキュリティグループの設定


セキュリティーグループの設定です。特にいじらず初期値、SSHのまま「確認と作成」をクリックします。
本来はSSHのソースが0.00だとグローバルに開けている状態なので誰でもどこからでもパスワードを知っていればアクセスできる状態なのでセキュリティー的に良くありません。

インスタンス作成の確認

すると警告で「インスタンスのセキュリティを強化してください」と出てきます、この警告は先ほどのセキュリティグーループで何も設定を変更せずフルオープンになっているので警告が出ています。
今回は作ったらすぐに消すのでご安心を。強い気持ちで「起動」をクリックしてみます。

下記画面が出てきました。

「新しいキーペアの作成」とキーペア名に「benkyo」と入力します。(名前は何でもOKです。) そしてキーペアのダウンロードを押してください。 すると「benkyo.pem」がダウンロードされました。これが認証キーになるので分かりやすい場所に保存しておいて後程使います。

ダウンロードが終わったらインスタンスの作成を押してください。

作成ステータス


EC2インスタンスが作成中になりました!
次に「インスタンスの表示」をクリックします。

下記通り「ステータス」が実行中になればサーバー構築完了です!

中々実行中にならない場合は更新ボタンを押してみましょう。
どうでしょうか?オンプレミスの場合、発注から設置、OSインストールなどで1か月かかることもありますが、AWSではポチポチとサーバーが構築できてしまいました。
それでは構築したサーバーにアクセスしてみましょうか。

実際に構築されたサーバーへアクセス

先ほど作成したBenkyoのインスタントIDをクリックしてください。

下記画面が表示されます。 パブリック IPv4 アドレスをコピーしておきます。

次にTeraTermというWindows上で動作する多機能端末を使用します。これはサーバーにリモート接続するときなどによく使われます。
こちらのブログで詳しく解説してくれているのでダウンロードしておきましょう。
【ゼロからわかる】Teratermのインストールと使い方
Teratermは多機能端末だ。サーバにリモート接続するときなどによく使われる。このページではTeratermのインストールや使い方についてご紹介しよう。
https://eng-entrance.com/teraterm-install
必ずTeraTermでなくてもPuTTY等同様のものはあるので使い慣れたもの利用してください。

それではダウンロードしたTeraTermを起動します。


先ほどコピーしたIPアドレスを入力します。SSHとポートはデフォルトの22としておきます。
それでは「OK」をクリックしてください。

下記画面が出てくると思いますので続行を押してください。


ユーザ名は固定で最初からあるec2-userを入力します。
秘密鍵の欄に先ほどダウンロードしたキーペア、benkyo.pemを設定します。



この画面が出てきたらOKです!EC2インスタンスにアクセス・ログインすることができました!
とても簡単でしたね。

EC2インスタンス削除


今回の目的は簡単にサーバー構築をすることだったので後かたずけをします。
これを削除し忘れると無料枠減っちゃいます。
最後は「インスタンスを終了」をして先ほど作ったサーバーにサヨナラをします。


皆さんは消さずに使うもよし、大事に育てるもよしなので可愛がってあげてください。

またAWSについてよりEC2を掘り下げていければと思います!

株式会社ロックシステム

「ブラック企業をやっつけろ!!」を企業理念にエンジニアが働きやすい環境をつきつめる大阪のシステム開発会社。2014年会社設立以来、残業時間ほぼゼロを達成し、高い従業員還元率でエンジニアファーストな会社としてIT業界に蔓延るブラックなイメージをホワイトに変えられる起爆剤となるべく日々活動中!絶賛エンジニア募集中。