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ロックシステム座談会~女性エンジニア編~

2023-12-08
現在、IT業界の女性が占める割合は約20%。男女比率において未だ大きなギャップが存在しています。
そんなIT業界で活躍する4人の女性エンジニアに焦点を当て、そのキャリアや経験、ロックシステムでの働き方について語ってもらいました。

どうしてエンジニアになったのか

今回はロックシステムで活躍する女性エンジニアの皆様にお話しを聞いていきたいと思います!
よろしくお願いします!さっそくですが、みなさんどうしてエンジニアになられたんですか?

くに:私は新卒からずっとエンジニアだったんですけど、就活では最初ゲーム業界に挑戦したんです。 でも残念ながらゲーム業界はうまくいかなくて、、 ものづくりが好きだったからシステムを作るエンジニア職にも応募していて、そこで内定をもらったのがきっかけです。なので言ってしまえば流れですね(笑)

それでもずっとエンジニアを続けられてるんですよね

くに:そうですね!ずっと好きだったものづくりもできてるし、今となっては自分に合っていたんだなあと思っています!

なべ:私はずっと食が好きだったので漠然と大学時代は栄養士を目指していたんですけど、学んでいくうちに、食は生活の一部であって仕事として続けていくのは違うなあと感じるようになったんです。 就活では営業職の内定ももらってたんですけど、自分のやりたいことを考え直した時に、スキルを形にできて、努力し続けられる仕事をしたいと思ったんです。

えもち:栄養士とは全く違う業界だけどITに抵抗はなかったの?

なべ:最初は抵抗はありましたけど、たまたま周りにエンジニアが多かったので、話を聞くうちにエンジニアの仕事に興味を持つようになって見方も変わりました。

なか:私は前職でECの受注業務をしていて、主にお客様対応や電話対応を担当していました。そのECサイトを開発してるチームが隣にいたんですけど黒い画面に文字を打ち込む姿がなんともカッコよく見えて!私こっちのかっこいい方やりたいと思って転職を決めましたね。

それまでしたことなかったのに「かっこいい」でエンジニアへの転職を決めたんですか!?

なか:かっこいいの気持ち一本です!今思い返してみたらその人たちがやってたのってすごく簡単なことだったんですけど知らない自分からしてみたらすごくカッコよかったんですよね(笑)

その潔さがかっこいいです(笑)えもちさんは?

えもち:私もくにちゃんと同じで、昔からものづくりが好きだったんです。私の父が建築系の仕事をしていて、子供の頃は継ぐんやーって言ってたんですよ(笑) でも父は男がやる仕事だと反対していて。実際に力仕事もあるので結構大変なんですよね。女性特有のそういう制限がある中で特にやりたいこともなかった時にエンジニアなら女性でも、ものづくりできるやんっていうことに思い至って。そこでなら男女関係なく戦えると思ったんです。

同じ評価基準があって、そこに男女差は無いですもんね

えもち:そんなタイミングで前職でWEBサイト制作を担当することになって、楽しいって思ったんです!どうせだったら楽しいことやりたいと思ってプログラミングを勉強しだして今に至ります。

ロックシステムに入社して変わったこと

ロックシステムに入社して変わったことなどはありますか?

えもち:エンジニアに対してのイメージは変わりましたねー。難しそうってイメージがあったけど、やってみたら意外とできるなって!

たしかにそんなイメージありますね。あとは忙しそうとか。

えもち:私も、この業界に来る前はどうしてもテレビのイメージがあったから事務所に寝袋があって激務みたいなのを想像してたんですけど、今時そういうところはないみたいです(笑)

くに:でも私、前職は残業が多かったのを理由に辞めたんですよ。ロックシステムは、忙しい時でも、残業が多くなりすぎないように気にかけてくれるんでありがたいですね。

えもち:案件先の方も、うちの会社の考え方とか理解してくれてる人が多くて、早く帰ろうとか声をかけてくれますよ。

くに:前に稼働時間が増えたことがあって、その時はメンターさんや営業さんが、これ以上増えすぎないように動いてくれたこともありました。

なか:たしかに残業に対しての意識が全然違うなって思いますね。
前職では19時上がりのはずだったのに、結局終電で帰るというのが当たり前で。私が終電を逃すぞっていうのが仕事の切り上げタイミングになってたんです。

なべ:かなり大変だったんですね、、

なか:それで家を出るのが朝の7時ぐらいだったのでほとんど寝れてなかったですね。
ロックに来てからは、定時を過ぎて残っている人が多かったら『帰るソングメドレー』というのが流れてたこともありましたね(笑)いきものがかりの『帰りたくなったよ』とか

一同:(笑)

なか:最近も、定時を過ぎて残っているとチームリーダーの淺尾さんが横に立って「なかちゃん今忙しいかなー?急ぎじゃなかったら帰ろうー」と気にかけてくれるので、改めて前職との残業意識の差を感じますね。

くに:先輩のそういう声かけもですし、皆さんすごいフレンドリーですよね!月に一回集まって飲みに行くってなかなか無いのでは。 良い意味で距離感が近くて、気にかけてくれる人が多いです。

たしかに、皆さんよく声をかけてくれますね!

えもち:ロックって良い意味で緩いと思ってて、かちっとしすぎてなくてやりたいこともできるし柔軟に対応してくれるところも多いし。おかげですごい楽しく仕事できてます!

なべ:そうですね。私は新卒で入社したのでアルバイトの経験しかないんですが、その時の仲間と楽しく働いてる感覚とロックは近いですね。とくに研修中は同期とあれ分からんこれ分らんって言いながら一緒に仕事して、困ったら研修担当の先輩に助けてもらって社会人のスタートとしてはすごく助かりました。

くに:未経験からエンジニアにチャレンジすることに不安は無かったんですか?

なべ:ありましたよ!最初は正直自分には無理かもって思ったこともありました。でも実際にやってみてからは、ロックの環境もありますけど、やってるうちに、なんとかなるかなって思えるようになりました。まぁまだ実力は全然ですけどね(笑)

なか:謙遜してますけど、よくできるんですよ!研修担当の先輩もべた褒めでしたよ。

なべ:いやいや、みなさんのおかげです(笑)

エンジニアという仕事の難しさ、楽しさ

エンジニアとして働く中で難しさや楽しさを感じる時について教えてください。

えもち:難しくもあり、楽しいことですけど、散々エラーはかれまくったのを解消した時はやったーってなりますね、エラーの赤い文字が出なくなった時!

なべ:私はエラーとの闘いはまだ楽しいまでいってない、、悩みに悩んでエラー解消した時はやったーとも思えず、はあーーって溜息と一緒にどっと疲れが、、(笑)
ただ、分からないことや気になることがあった時にすぐ聞ける環境があるのと、上下関係なく自分の意見を聞いてもらえて、そこから問題解決に向けてチームで動けた時は仕事の楽しさを感じますね。

なか:確かにみんなで協力して解決できた時の達成感はすごい。それに自分一人だけじゃ気づけなかったことも見えてくるしね。
私が難しいって感じたのは、途中から入った案件で引き継ぎ情報が全く無いときがあって、手探りで確認しながら進めるのは大変でしたね。

くに:コメントが一切なかったり、何を書いてるか分からないこともありますよね。

なか:でもそこから学んだこともあって、自分が困った分コメントやリードミーは内容が伝わりやすいように残したり、更新されていないマニュアルがあれば編集して次の人がスムーズに進められるように意識してます。

くに:大変なこと繋がりでいうと覚えることは多いですよね。クライアントの業界のことや技術もしかり、難しいことをあげていくとキリがないくらい(笑)

えもち:新しいことを覚える大変さはあるよねー。でも新しいことを覚えるのは楽しさもあるし、大変と楽しいは表裏一体かも。

くに:そうですね。あと自分の作ったものが動くとやっぱり嬉しいですね!
案件を離れた後も開発に携わった製品の名前や会社名を聞くと、あれ私が作ったんだよなーと自慢気な気持ちになります(笑)

えもち:前に、大手のキャンプ製品の会社の案件があって、あの時はキャンプ好きの親に自慢したなー!

なか:ネットとかで携わった名前を見かけると嬉しくなりますよね。それにいまECサイトの改修してるんですけど、自分が転職するきっかけとなったかっこいい側になれたので楽しみながら仕事できてます!

なべ:夢叶えてますね!かっこいい!

なか:友達にエンジニアやってるって話すと「えーかっこいー」ってめっちゃ言われるんですよー。嬉しい~。

くに:ITじゃない人にエンジニアやってる話をすると「エンジニア?すごーい!」って言ってくれますよね!

なか:その一言がモチベーションに繋がります!

これからチャレンジしたいこと

これからチャレンジしたいことなどはありますか?

くに:私は管理職、まずはメンターですね。今日も先輩メンターと研修をしてきたのですが、来月からジュニアメンターになる予定です!

一同:おめでと~!(拍手)

ジュニア、シニア、チーフなどいくつか段階があるんですよね?

くに:そうです!メンター制度って、ちょっとした心配事でも気軽に相談できて、皆さん親身になって解決に向けて動いてくださるのですごくいいなと私は思っていて。だからこそ、まだまだ始まったばかりのひよっこですがこれから頑張っていきたいです。

なべ:私はまだ明確な目標というのは無いんですけど、能動的に動ける人間になれたらいいなと思ってます。

くに:メンターとか興味ありますか?

なべ:メンターとか管理職はいずれ自分に自信がついたら挑戦してみようかなって感じです。今はまだ1年目なので技術ももちろん、まず自分の中の目標をしっかり立てて、その実現に向けて受動的じゃなく能動的に動けるようになっていく段階かなと。

えもち:私もメンター始めたときは正直全然自信なかったなー。
でも、メンティーが何か不安に感じていることがあった時に他のメンターたちと相談して、サポートをして、その子の状況が改善されたときはやりがいを感じましたね。

くに:私もそんな風に、メンティーに寄り添って一緒に考えていけるメンターになりたいですね。

えもち:最近はメンティーを経てメンターをやりたいって言ってくれる子が増えてきていて、ありがたいし嬉しいです。
これからも問題解決の力になれるよう引き続きメンターがんばりたいですね!

なか:私は、来月入社してくる新入社員の研修をサポートすることになったので、まずは順調に新しい環境に慣れてもらえるようにサポートできるようになりたいですね。かっこいいエンジニアになったので次はかっこいい先輩を目指します!

えもち:社内の女性メンバーも増えるんだよね?

なか:そうなんですよー!やっぱり同性が増えるのは嬉しいですね!正直今のチームで女性は私だけなので、、

えもち:そうですね、もちろん異性同士でも相談しやすい環境ではあると思いますけど、同性同士だから相談しやすいこともあると思うんです。
そのためにもまずはロックの男女比率を6:4ぐらいにして、女性同士でも相談しやすく、意見も言いやすい環境を整備していきたいですね。 私やくにちゃんが管理職にチャレンジして学んだこともそういう環境作りのベースになったらいいなと思ってます。

なべ:私が4月に入社して以降けっこう女性も増えましたよね。

えもち:女性が増えればそれを見て私にもできそうって思ってもらえて、どんどんエンジニアを目指す女性も増えると思うんでエンジニアの楽しさを発信していきましょ!

こんな人と働きたい!

これからのロックシステムでどんな人と一緒に働きたいですか?

なべ:コミュニケーションをとるのが好きな人!ぶっちゃけ技術とかは何とかなると思います。周りの人たちもしっかりサポートしてくれますし。

えもち:やっぱりチームでの業務がほとんどだし全員でコミュニケーション取りつつみんなをうまく巻き込んで進められるのって大事!

くに:社内でもコミュニケーションを結構重視してますよね!
例えば仕事でも報連相は大事ですし、困ったら周りに相談できることは大事ですよね。

なべ:たしかに大事。あと新しいことが出てきてもワクワクできる方がいいですよね!
この業界だったらいろんなプロジェクトがあるし、同じことをずっとやるわけじゃないんで、それに対してワクワクできたら楽しく働けますよね。

えもち:あとは飲み会とかの大勢で集まる場が好きな人。
もちろん強制じゃないから、そういうノリが嫌いな人は来ないこともできるけど、どうせなら仕事プラスアルファの部分を楽しみたいじゃないですか!

なか女性がもっと増えて欲しい!これは文字のサイズを大きくして書いておいてください(笑)
少しずつ人数が増えてきてはいるので、これだけ女性がいるってことは自分も入りやすいし働きやすいのかなっていうのが伝わるといいなと思いますね。

いつかこれを読んだ人とも女性エンジニア座談会・第二弾をできれば嬉しいですね!
本日はありがとうございました!

株式会社ロックシステム

「ブラック企業をやっつけろ!!」を企業理念にエンジニアが働きやすい環境をつきつめる大阪のシステム開発会社。2014年会社設立以来、残業時間ほぼゼロを達成し、高い従業員還元率でエンジニアファーストな会社としてIT業界に蔓延るブラックなイメージをホワイトに変えられる起爆剤となるべく日々活動中!絶賛エンジニア募集中。